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京都歴史講座       
後白河上皇、平清盛、秀吉ゆかりの東山
東福寺から三十三間堂・方広寺まで、歴史の謎に迫る

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講座概要
 

京都五山のひとつ
東福寺に学ぶ「禅寺」
京都駅南東に位置する東福寺は、鎌倉時代前期に造営され、奈良の東大寺・興福寺から字を取って名づけられた大寺院です。しかしそれ以前には、平安時代に藤原忠平が建立した法性寺という巨大な伽藍があったといいます。
 近代に規模が縮小されたとはいえ、現在も25の塔頭寺院を抱えています。講座は、その塔頭のひとつ退耕庵の地蔵菩薩像から始めます。霊雲院では、昭和を代表する作庭家・重森美玲の復元による庭園をご覧いただきます。
 東福寺は臨済宗(禅宗)による京都五山の一山ですが、禅寺と他のお寺の違いをご存知でしょうか? 今回は建物もテーマのひとつです。たとえば、日本に仏教が入ってきた時の伽藍配置はシ
ンメトリーでした。年月を経て少しずつ非対称(和風)になっていき、鎌倉時代に禅宗が入ってくると再び中国様式である左右対称の伽藍配置に戻りました。伽藍配置や建築様式も変わっていったのです。そんな観点から建物を見る面白さをお伝えします。

泉涌寺から新熊野神社へ
東福寺から泉涌寺(せんにゅうじ)までは、細い迷路のような路地を抜けて行きます。境内に入ってすぐの戒光寺には、運慶・湛慶合作の釈迦如来像が安置されています。優しいお顔のこの仏像をぜひご覧いただきたいと思います。
泉涌寺のすぐわきに今熊野観音寺があり、ここからが後白河上皇ゆかりの地となります。
次に新熊野(いまくまの)神社に行く途中、蕎麦会席で有名な「澤正」で贅沢な昼食をいただき、ゆっくり休憩をとりましょう。
大通り沿いの新熊野神社は、足利将軍義満がこの境内で12歳の世阿弥の能を初めて目にし、以来、絶大な庇護を与えたことから能楽大成のきっかけになった場所でもあります。
さらに少し歩いて、後白河上皇の御陵を見学し、この日の講座は終了です。

歴史の謎解きの面白さ
2日目は、秀吉ゆかりの地をめぐります。京都女子大前からしばらく歩いて豊国廟へ。本当のお墓は石段を500段ほど登った所にありますので、ここは希望者のみとします。体力に自信のある方は挑戦してみてください。その間、30分ほどは桜見物&おしゃべりタイム。
かつては、この地から現在の三十三間堂辺りまでが豊国神社でした。秀吉はここに、奈良東大寺の大仏にならい大仏殿と大仏の造営を始めます。それが現在、国立博物館の横に石垣の残る方広寺跡で、後の「方広寺鐘銘事件」に結びついていくのです。さて、造営され、再建された「京の大仏」はその後どうなったのでしょうか?
一方、三十三間堂は、後白河上皇の離宮の広大な敷地に建てられたお堂でした。これを建立したのは平清盛ですが、その後火災にあいます。今残る仏像はいつの時代のものでしょうか?

◇ 期 間

2012年3月26日(月)〜27日(火)
 集合 3/26(月) 9:00 JR「東福寺」駅
 解散 3/27(火) 15:00頃 京都国立博物館周辺



プログラムのポイント
・禅寺の造りとは? 建造物について知る
・東福寺・泉涌寺の仏像や庭園を堪能する
・後白河上皇、秀吉ゆかりの三十三間堂周辺

コーディネーターからのメッセージ

京都は歴史が長いだけに同じ場所が時代とともに変化しています。東山一帯も、藤原氏の繁栄、平家の繁栄、秀吉の時代、徳川時代と変化し続けます。今ある建物も興味深いものですが、その前はどんなだったのかな? と思ってみるのもまた違った楽しみや興味がわいてくるように思います。今年の大河ドラマは「平清盛」です。京都国立博物館一帯は清盛ゆかりの地でもあります。
                            
柴田すみ枝  Shibata Sumie

(プロフィール)
通訳ガイド歴20年以上。奈良国立博物館で解説歴12年。奈良に暮らすようになって40年近くになりました。昔教科書で習ったものがすぐそこにある、いつでも国宝が目にできる、これはある種の贅沢かもしれません。博物館に通いながら奈良公園の四季を楽しめる幸せを感じています。


関連情報
東福寺 http://www.tofukuji.jp/index2.html
御寺泉涌寺 http://www.mitera.org/

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京都歴史講座の詳細について

※くわしい情報は機関誌『GCJ』に掲載しています。ご希望の方にはご郵送(もしくはFAX)いたしますのでご請求ください。お問い合わせ


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